真菌をわかりやすく言うと「カビ」のことです。抗真菌薬は真菌を死滅させるためのお薬です。身近な病気としては水虫なども抗真菌薬が用いられます。当サイトでは抗真菌薬について詳しく解説いたします。

足の裏にも潜むカビ

高齢者に多い水虫はお湯で殺菌?治療は抗真菌薬で

水虫といえば皮膚がジュクジュクとただれたり、激しい痒みに襲われる皮膚病というイメージが定着しています。
確かに水虫を発症すると、このような症状が起こるケースが多いのですが、中には痒みも無く皮膚にもほとんど異常が見られないケースもあるので注意しましょう。

水虫は白癬菌というカビの1種に、感染する事で発症します。
主に足の裏や指の間などに、白癬菌は感染しやすい為、水虫といえば足にできる皮膚病です。
ですが、中にはかかと部分に白癬菌が感染してしまう事があります。
かかとに発症した水虫は角質増殖型と言われ、高齢者に多いのが特徴です。
角質増殖型はかかとの角質が厚くなるといった、症状しか起こりません。
ですので、老化で角質が厚くなった、またあかぎれだと思い水虫と気づきにくいと言われています。

高齢者の場合、長年水虫を患っていた事で角質増殖型水虫を発症しやすいようです。
角質増殖型は他のタイプよりも、治りが遅いので早めに対策を行いましょう。

白癬菌はカビの仲間という事もあり、お湯で殺菌する事が可能です。
ですが、お湯で殺菌できるのは皮膚の表面に付着している場合や、床やマットなどに白癬菌が潜んでいる場合のみです。
1度、白癬菌が角質層の中に感染してしまうと、お湯で殺菌できません。

水虫を発症したら抗真菌薬で治療する方法が、完治までの近道と言えるでしょう。
抗真菌薬には外用薬と内服薬とがあります。

角質増殖型水虫の場合、かかと部分の角質が厚く外用薬では有効成分が浸透しづらい為、内服薬タイプの抗真菌薬で治療するケースがほとんどです。

体の中から抗真菌成分を取り入れられるので、外用薬よりも効き目が強い点が特徴です。
ただ、他の薬との飲み合わせなどで服用できない場合もあるので、高齢者の場合は医師とよく話し合い、治療法を決めましょう。